外反母趾とは           

           親指が体の中心線に対して外側に曲がってくる事です。

                   したがって、親指の先が第二指(足の人差し指)の方に

                   向かって曲がり、逆に親指の付け根の部分の骨が

                   出っ張ってくる状態が一般的なパターンです。

 

初期の外反母趾

変形は少なく、

時々痛む事がある。

中期の外反母趾

すでに変形があり

歩き過ぎると痛い。

後期の外反母趾

痛みのない場合もあるが、

何年も前から変形があり痛みがある

 

外反母趾は指が曲がることが最終結果ではなく

そこから新たに2次的障害を発生してしまうところに問題があるのです。

まず出っぱった親指の付け根が痛み、

足の裏の指全体の付け根、小指や足の甲も痛くなってきます。

 

さらには、慢性ねんざ、すねの痺れ、疲労骨折、ヒザの痛み、

股関節の痛みなど、下肢全体の原因不明の痛みを引き起こすばかりか、

 

生理痛、腰痛、ヘルニア、頭痛、肩こりをも起こし、

もっとひどくなると自律神経失調症、ノイローゼ、メニエル氏病、

胃腸など内蔵機能低下にまでつながってしまう。 

          今、足の異常は大人だけでなく子供にも増えています。